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高校生が10年で約600種以上のキノコを収集! なぜ彼らは“キノコ部”を選んだのか?


[Release date]2019-05-06
[Core hints]「あった、あった」。2019年4月下旬、神戸・六甲山系の再度公園の山道を歩いていると、後ろの方から弾んだ声がした。振り返ると
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「あった、あった」。2019年4月下旬、神戸・六甲山系の再度公園の山道を歩いていると、後ろの方から弾んだ声がした。振り返ると、道端の茂みの周りに数人の輪ができている。兵庫県立御影高校(神戸市)の環境科学部生物班、通称「キノコ部」の部員たちだ。
彼らの視線の先に生えていたのは、トガリアミガサタケ。春のキノコとして知られ、網目状のひだに覆われた、とんがりした頭部が特徴だ。生で食べると危険だが、十分にゆでて、クリームパスタなどにするとおいしいという。部員らはスマートフォンを構え、順番に写真を撮り始めた。
 
 この日は、キノコ部の野外活動の日。3~11月の月1回、兵庫県内のキノコ愛好家らでつくる「兵庫きのこ研究会」の定点観察会に参加し、再度公園でキノコを採集する。採れたキノコを持ちよって種類を判別し、珍しいものなどは標本にするのだ。見つけたキノコの中には食べられるものもあるが、安全のため、キノコ部は食べるのを禁止しているという。
 
 部員たちと公園内を散策してみて分かったが、六甲山はキノコの宝庫だ。木の根元や地面に転がった原木、茂みなどを注意深く見てみると、さまざまなキノコに出合える。
 
 毒のあるニガクリタケやフクロシトネタケ、棒でたたくと胞子が出てくるホコリタケ、つるりとした頭部が可愛らしいヒトクチタケ……この日集まったキノコは21種類。兵庫きのこ研究会の会員で、環境科学部顧問の河合祐介・主幹教諭によると、春は種類が少ないという。「7月ごろになれば、100メートル歩くだけで2時間つぶれてしまうほどキノコが見つかりますよ」。キノコ部が同研究会の協力を得て、この10年ほどで集めたキノコは約600種類に上るという。
 
 御影高校にキノコ部ができたのは、2007年ごろ、河合主幹教諭が担当していた総合学習がきっかけだ。山に入ってキノコを採る授業を試みたところ、生徒たちから好評だった。それならば、と環境科学部生物班でキノコを集めて研究するようになったのだ。
 
 そして、自然に近い状態の標本づくりに詳しい兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)の三橋弘宗・主任研究員から教えてもらいながら、採集したキノコを標本にしていった。凍結乾燥し、特殊な樹脂を塗って腐らないようにした標本は見た目もみずみずしく、持ち運びしやすい。キノコ部では、完成した標本を、人と自然の博物館をはじめとした様々な場所で展示している。
 
 なぜ部員たちはキノコ部に入ろうと思ったのか。部長の野中涼夏さん(3年)は、「高校入学まで活発な活動をしたことがなかったので、自分を変えたいなと思って選びました」と話す。山に入ってキノコを採集し、研究成果などを全国各地で発表するうちに、「自分の世界が広がった」。
 
 野中さんのおすすめキノコは、クサウラベニタケ、ツキヨタケと並ぶ「中毒キノコ御三家」の一つ、カキシメジだ。「普通に見たら、食べられそうな茶色いキノコなのですが、食べると下痢や腹痛を引き起こします。見た目で(毒がないと)だましているのが、かっこいい」
 
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